<荒木元太郎>

荒木塗り、と呼ばれる透明感のある肌表現(塗装)とドールアイの使用による他分野との複合表現を駆使した美少女フィギュアでカルト的人気を誇る氏の美少女フィギュア群を紹介する。
(てなことを名目にしたコレクション自慢である!)
氏の球体間接人形は守備範囲外なので、をあたってください。
でも、ユノスは持ってた・・・。

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*「DANGER2」
危険物
コンプエクス比較
元々は荒木氏がイベント用に作り起こした美少女フィギュア。

量産品の氏のキットとは違い、素材自体が半透明なので、 皮膚の再現度は他のキットとは比較にならないほど素晴らしい。
このキットを入手した時に同封されていたイベント応募用の用紙には、 ---と記載されており、 氏特有のオタク自意識への皮肉が込められている。

この作品が掲載されている氏の作品集「コンプエクス」の写真が等倍だったため、 並べて撮影してみた。
大きさからいって1/6サイズと思われるが、どこまで近づいてもアラの見えない造型技術には 感嘆させられる。

作家のワンオフものを手に入れるチャンスは滅多にあるものではありません。
私は荒木元太郎作品のコレクターの方から、お譲り頂きました。
その方から伺ったところでは、入手時に、写真集で掲載されているウォーターベッドから、現在の展示用ベースに移し替えられたそうです (これはウォーターベッド自体の耐久性を考慮したものと思われます)。

これは家宝にするに相応しい芸術作品と言えるでしょう。



*アールフォン・フィクス


荒木氏初の、キット販売用に原型を起こしたキットである。
当時、彩色版と未塗装版がワンフェス、通販で販売された。
2版以降のキットに入っていたチラシによると、トゥナイト2等深夜番組で取り上げられたことがあるらしい。
つい最近まで度々追加生産されていたロングセラーである。
ちなみに初期のバージョンは、局部のモールドがハッキリしている。
最近の氏の造型は、アダルト物と一般とをはっきり区別し始めており、一般物は作りこまれなくなっている。
(画像はいずれも彩色版のもの。局部の違いもレポートしたいが大人の事情で割愛します。)



*重い十字架

これも一般販売されたキットの中では最初期のもの。
美少女ガレキ・イベントでこの手のキットを購入する人たち、
(つまり我ら「オタク」ということであるが)の重い心の十字架を選択、完成させることができる。

各世代によって「ラムちゃん」「セーラームーン」「綾波レイ」風の髪型が選択でき、第3世代のオタクまで手広くカバーされた優れものだ。
当然無版権なので、あくまで○○風味、なのである。
髪型の説明にも「これはオマケでキット代には含まれません」とある。
(ちなみにこれも、局部は作りこまれている。)
俺だったらラムちゃんかなぁ。エヴァ世代だけど・・・。



*ヴィーナイト・シクセス

これはホビージャパンにも紹介記事が組まれたので知ってる人も多いはず。
私自身、本格的に氏の作品を意識して見る様になったのはこれからだった思う。
このキットは、模型を買ったいいけど造らない。いわゆる「積んどくモデラー」と、高度化した工作技術を必要とするガレキ界に入りにくい、初心者モデラーに向けて、「簡単に作れます。」を売りにしたキットだが、完成品や説明書を見る限り、初心者にはとっつきにくい造りになっている。

いや、手を抜けばとことん抜いて造れるが、この商品の完成見本に惚れ込んで購入した者には難しいキットだろう。

キットの特徴としては、間接に発泡ウレタンを使用し、その中にアルミ線を通すことでフル稼働を実現したもの。
サイボーグ美少女?なので、パーツ分割もメカの分割線でうまいこと隠れている。
このキットは元々イベント限定品だったが、エクセイティと共に、ボークスから数量限定で一般販売された。
ちなみに写真は、イベントのみの彩色版。



*アルフェイト・エクセイティ・ウイング

可動部はあるものの、完全に固定フィギュアの「魅せ」のために設けられた必要最小限の可動ギミックだ。 このことは説明書内でも触れたれており、前作のシクセスが、フィギュアとして、例の発泡ウレタンによる可動ギミックを採用したことによる「固定フィギュアの美しさの欠如と、ウレタン間接ゆえの中途半端な可動範囲」といった氏自身の不満が語られており、結果、固定フィギュアの長所を独自に追及したものに仕上がっている。 これは、現在の氏の作品群を見るに、アダルトフィギュア化していく固定モデルと可動を求めた先に行き着いた、球体間接人形たち(ユノス、ユノア)に2極化している現状とも一致する。 写真はイベント限定の完成品版。



*プッシーニャ・エルテ

サイボーグ美少女ものこと、ブラックナンバーズ(アールフォン、エクセイティ、シクセス)の最強美少女エルテ。
設定では、アールフォンが持ち主のトラウマを強制破壊し、つまらなくも健全な人間へと救済する。
エクセイティは下腹部で合成した薬物で…。
シクセスは局部のトラウマ破壊砲で・・・。
といった具合だったが、エルテはただ、ひたすらに、かわいいだけ・・・。
キットは乳首と局部が連動して展開するギミックはあるものの、基本は固定モデル。
写真はイベント限定の彩色版。



*セヴェル・テラヴィ


これもHJで特集されていました。
軟質ソフビの中にワイヤーを通すことで、フル稼働を実現したキット。
うーん、完成品を持ってたけど、塗装の剥れが怖くて動かせなかったぞ。
これは素人には造りにくいキットでしょうね。
キットには同人誌がおまけに付いてました。
写真はイベント限定彩色版。



*シクセス・ドール

ボークスが始めた事でないにせよ、広く一般(業界内だけど)に浸透させた、カスタムドールブーム。
シクセスドールは、ボークス製の素体を使用した1/6スケールのカスタムドール風完成品だ。
頭部がシクセスなのと、素体全体に荒木塗装が施されてるため、手にすると、もう、萌え狂います。
初版のシクセスがキットとして、満足のいく出来ではなかったのかもしれないが、ダッチワイフ雑誌の表紙のビックスケールシクセスや、この人形を後から発表しているのを見る限り、キャラとしては相当思い入れがあるのだろう。

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